毛細血管観察

医療機器メーカー、病院事務長、調剤薬局の経営など、現代医療に45年間携わってきた
吉田省司先生が、
「治療」に関わったからこそ大切だと思える「健康・予防」のための生活習慣改善。

毛細血管観察は左手薬指の爪の生え際の部分の毛細血管の形と、生活習慣との関係を、
「毛細血管」からのメッセージとして受け取るための手法です。

  • 毛細血管とは
  • 毛細血管研究の歴史
  • 毛細血管観察の目的
  • サロンルーチェの目指す「毛細血管観察」

毛細血管とは?

毛細血管の長さは地球2周半(約10万キロ)とも言われ、全身の血管の95%・1,500億本にあたり、内臓を含めた全身に網の目のように分布しています。
そして、この毛細血管は約37兆個と言われている人間の細胞の全てに「栄養」や「酸素」を供給し、「老廃物」や「二酸化炭素」を身体の外に排出する働きをしています。
毛細血管は加齢とともに減少し、運動不足や過度な飲酒、ストレスなどの生活習慣の乱れが重なると、肥満、高血圧や高血糖、脂質異常などを起こし、毛細血管の減少・乱れがより激しくなります。
毛細血管が減少し乱れてしまうと、血流が悪くなりさまざまな病気の引き金になります。

毛細血管研究の歴史

毛細血管研究の歴史は浅く、1944年に「微小血管構築」と言う概念の発表からスタートします。
その後、1994年に小川三郎先生の「毛細血管と臨床」が出版され現在に至ります。
2000年代に入り卓上の観察機器の一般化が始まり、今後はさらに研究が進むものと期待されます。

毛細血管観察の目的

毛細血管の壁は血流や血液、細胞エネルギーの影響を受けやすく変化がわかりやすいため、毛細血管の長さや形状などの情報をもとに、私たちの現在の健康状況、生活習慣の乱れや将来的な生活習慣病について知る手掛かりになります。
また、毛細血管の状態は健康状態にリンクして日々変化することが多いので、定期的に毛細血管観察を行い、身体の健康状態の変化を知ることができます。 自分だけでなくパートナーやご家族さまとも今の健康状態を直接ご覧いただけますので、生活習慣改善の動機付けとセルフケア・ホームケア継続のツールとしても最適です。
毛細血管観察でご自身の身体に合った生活習慣の改善を行い、健康寿命を延ばしましょう。

サロン ルーチェの目指す「毛細血管観察」

病名のつかない「未病」と呼ばれるものの多くは、生活習慣の改善によって改善するものも多く、「毛細血管観察」は、手軽にできること、ご自身も直接ご覧いただけること、変化がわかること、継続のモチベーションになることなど、どなたでも無理なく続けられる健康・予防・生活習慣の改善のお役に立てるものと考えます。
サロン ルーチェの毛細血管観察は毛細血管の形状や血流の状態を観察することで、健康状態や心の状態など、私たちの心や身体の「今」を知り、健康寿命につなげる「生活習慣の改善」のアドバイスとお手伝いをします。

※毛細血管観察は「生活習慣の改善」をアドバイスするためのもので、診断をするものではありません。