9月の暦と養生のお話
こんにちは。
まだ暑さの名残を感じる9月ですが、
空を見上げると少しずつ秋の気配が漂い始めていますね。
頑張りすぎず、自分を大切に
ココロとカラダを整えるお手伝いをしています。
心・気・体、生きる力のサポーター
稲葉起久代です。🌱
夕方、見上げた西の空
「天使の梯子」と言うそうです。
希望・導き
天からの祝福
浄化・再生
そんな、メッセージ性もあるとか、無いとか・・・。
暑さばかりが注目されますが、
空を見上げると、季節は秋に近づいているなーと感じます。
さて、本日は
🍂 9月の暦と養生のお話・・・です。
9月は、古くから伝わる「暦」にも大切な節目がいくつもあります。
自然の営みを表す暦を知ることで、
季節に合った養生のヒントが見えてきます。
🔵 9月7日『白露(はくろ)』
二十四節気のひとつ。
朝晩の気温が下がり、草花に宿る露が白く光って見えることが名前の由来です。
体温差が大きくなる時期なので、冷えから身を守る意識を持ちたいときです。
🔵 9月9日『重陽(ちょうよう)の節句』
五節句のひとつ。
奇数(陽の数)が重なる日は縁起がよいとされ、
なかでも「9」が重なる9月9日は最もおめでたい日とされました。
「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒や観菊を楽しむ風習があります。
現代では菊花茶をいただいたり、
秋の味覚を楽しむことで「長寿・健康」を願う日にしてみるのも素敵ですね。
🔵 9月20日〜26日『秋のお彼岸』
秋分の日を中日とする前後7日間。
太陽が真東から昇り真西に沈む秋分は、
此岸(この世)と彼岸(あの世)がもっとも通じやすい日とされ、
ご先祖さまを供養する習慣が広まりました。
お墓参りやおはぎを供えるだけでなく、
ご先祖さまを想い、日々の暮らしを整えることも供養につながると感じます。
🔵 9月23日『秋分の日』
昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
「祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」として祝日となっています。
自然の恵みに感謝し、心身のバランスを見直す良い機会です。
🌿 9月のセルフケア養生ポイント
1️⃣ 胃腸をいたわる
冷たい飲み物や冷房で疲れた胃腸に、温かい汁物でやさしく温めましょう。
2️⃣ 冷え対策
昼は暑くても朝晩は涼しい時期。首・お腹・足首を冷やさない工夫や羽織もので調整を。
3️⃣ 自律神経を整える習慣
気温や気圧の変化で乱れやすい季節。朝日を浴びる、深呼吸、軽い運動などでリズムを整えましょう。
4️⃣ 秋の食材を取り入れる
かぼちゃ・さつまいも・きのこ・根菜など、
体を温める食材が実り始めます。
食の切り替えが体調管理のカギに。
5️⃣ 乾燥ケア
梨・白きくらげ・はちみつなど「潤い食材」で体の中からうるおいを。
スキンケアはていねいに、水分補給&保湿を忘れずに。
🌼 最後に
9月は、自然やご先祖さまに「感謝」を伝えるとともに、
夏の疲れを癒し、秋から冬に向けて心身を整える大切な季節です。
日々の養生で自分を労わることは、ご先祖さまへの供養にもつながるもの。
どうぞ、
ご自身の体と心の声を聴きながら、健やかにお過ごしくださいね🍀
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
あなたの日々が、あたたかく巡っていきますように☘️
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