季節の“はざま”に、心と体をととのえる
なんとなく、なんとなく元気がないねー。
気のせいかもしれないけれどー。
頑張りすぎず、自分を大切に
ココロとカラダを整えるお手伝いをしています。
心・気・体、生きる力のサポーター
稲葉起久代です。🌱
どうも、この、
なんとなく、元気がないなーと言うのは。
「土用」のせいらしい・・・。と言う話を聞いて、
急に「土用」のことが知りたくなりました。
「夏の土用」のことは、みなさんもご存じだと思います。
私はね、
夏の暑さで体力が落ちるから、
「ウナギを食べて元気になろう」くらいの知識しかなかったのですが、
実は、「1年に4回もあるらしい」と聞いて、ビックリ!!😲💦💦💦
そもそも、
「土用」は、陰陽五行の五行(ごぎょう)という古くからの自然観に基づいていて、
春夏秋冬、四季それぞれに「木・火・金・水」に割り当てられたエネルギーがあり、
季節の変わり目の「土」を与えられた神様が衣替えをしてバランスを取る。と言う、
「自然とともに生きる」
「見えない存在に敬意を払う」
そんな、日本人らしい発想に基づいた、
昔からある風習なのだそうです。
そして、
「土用」は春夏秋冬の変わり目で約18日間続き、
この、「土用」の期間は、
土=内臓(「特に消化や代謝に関係する胃腸」)とつながる 、
消化・代謝のケアによい時期とされています。
この後、「土用の食」についてご案内をしますが、
「食」以外にも、心掛けると良いことがいくつかありますので、
ご案内をしておきますね。
① 新しいことのスタートは避ける
土用の期間中は、「変化や動きが大きいこと」を避けた方がよいとされます。
(※どうしてもこの期間にする必要がある場合は「間日(まび)」と呼ばれるOKな日もあります)
② 土をいじらない
「土の神様が衣替え中」とされるため、昔は
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土を掘る、庭の手入れ(植え替え、穴掘りなど)、建築の基礎工事など。
③ ゆっくり過ごす・養生(ようじょう)する
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疲れやすい時期なので、睡眠・休息を大切に、湯船にゆっくりつかる
④ 感情の波にもやさしく
土用は心も揺れやすい時。イライラしたり、落ち込みやすい人も多くなります。
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頑張りすぎない、比べない
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自分の「今ここ」を見つめてあげる
そんな過ごし方が、季節と調和して生きることにつながるそうです🌿
🌸 四季の土用と食べもの(色+頭文字)
季節 | 食べものの特徴 | 例 | 理由・効果 |
---|---|---|---|
🌞夏の土用 | 黒い+「う」のつくもの | うなぎ、うどん、梅干し | 暑さに負けない滋養強壮・スタミナ補給 |
🌸春の土用 | 白い+「い」のつくもの | いちご、いか、いんげん、いよかん | 春に向けて代謝UP・肝のケア |
🍁秋の土用 | 赤い+「あ」のつくもの | あずき、あんこ、あんこう、あけび | 冷え対策・血のめぐりを良くする |
❄冬の土用 | 青い(緑系)+「え」のつくもの | えだまめ、えのき、えび | 冬の寒さに備え、腎のケア・免疫力UP |
「土用」の食べものは、
季節の変わり目のカラダのめぐりと調和を整える先人の知恵とも言えます。
そして、
「土」は「五行の考えにある、5つの性質」の中でも、
“つなぎ”や“受けとめ”の役割をもち、
季節の変わり目に「ほんの少しの間(ま)」を作るとも言われます。
私たちの暮らしにも、
この「間(ま)」を大切にすることが必要と感じています。
何かと忙しい日々の中で、
ほんの少し立ち止まる「余白」や、
自分のカラダを大切にする時間が、
季節と心をつなぐ時間、
ココロとカラダのバランスを整える時になると感じます。
いつもは「セルフケア」と称して「リンパケア」をお伝えしていますが、
「食」を整えることも「セルフケア」になると感じ、実践しています。
また、
「リンパケア」と「食」でカラダが整う相乗効果で、
私たちの「健康への道」が
さらに開けるのではないかとも思うのです。
「土用」と言う、
「暦の秘密」「先人の知恵」を知った今、
私がおススメする「セルフケア」や「ホームケア」「生活習慣の改善」も、
「自然とともに生きる」
「見えない存在に敬意を払う」
そんな、日本人の精神に寄り添ったものでありたいと考えます。
週末は、
世界遺産の複合遺産とされる「三保海岸でアーシング」
大の字になって、
大地のエネルギーをチャージ&浄化をしてきました。
※ 皆さんも、お近くに海がありましたら、お出かけください。おススメです💕
身近にこんな環境があるなんて、
感謝しかありませんね。
今日も、読んでくださってありがとうございます。
あなたの日々が、あたたかく巡っていきますように☘️
※ 暦のことを教えてくれたのは、崔燎平先生
毎朝のYoutube配信で、元気と勇気・生きる知恵をいただいています。
崔先生、ありがとうございます。<m(__)m>