産まれてから死ぬまで休むことなく

タレントの石橋貴明さんが、

「食道がん」の公表をしました。

心・気・体

ココロとカラダ、生きる力のサポーター

稲葉起久代です。

 

 

私も過去に「子宮体がん」に罹った経験があります。

 

その当時は「なんで私がー???」と

まず、現実を受け止めることができなかったし、

自覚症状はないのに、

カラダの中で何かが起こっている。

分からないからこその恐怖、不安。

「私、死ぬのかな?」と思ったし、

何より、両親に対して「申し訳ない」気持ちで、

最後まで病気のことは話せなかったなー。

 

 

もう、10年前の話なので、

今では落ち着いていろいろなことを考えられるようになりましたし、

今でも当時のことを考えたり、

病気、健康、家族、生き方、

「病気」と言うフィルターを通して、

また、

「セルフケア」「手作り調味料」「毛細血管観察」に出会って、

以前とは違う考え方も出来るようになりました。

 

 

そんな中、石橋貴明さんの食道がんの公表と言うニュースが飛び込んできました。

もちろん、コメントの1部だけを切り取って、

ご本人の心のうちや、その全てを読み取ることはできませんが、

このような状況のコメントの中でいつも気になる表現があります。

 

 

「病気と戦ってきます。」

 

 

 

そして、いつも思うことがあります。

 

 

「もう、戦わなくてもいいのに・・・」

 

 

日々、私たちは多くのものと戦っています。

だから、カラダを壊してもなお戦う必要があるのかな?

もう戦わなくていいのに・・・と思うし、

自分のカラダとは仲良くしてほしいなーと思う。

カラダの声に耳を傾けてほしい。

大切にしてほしい。

優しくしてほしい。

 

 

「ウンチ💩はカラダからのお便り」なんて、

聞いたことがあったけど、

「病気」も、あなたのカラダからの大切なメッセージなんだと思うのです。

 

 

自分のカラダの中で起きていることを、

日々頑張ってくれているカラダのことを、

思いがけず罹ってしまった病気のことを、

人間様の都合でOKとNGでジャッジしてしまわないように。

カラダ目線で病気のことを考えてみる。

 

 

私が産まれてから、

息を引き取るまでの数十年、

寝ている間も休むことなく働き続ける

「内臓」をはじめとする、

カラダのことを思うと、

 

 

痛みや病はカラダからのメッセージ

 

 

私は、そんな風に考えるようになりました。