朝から泣いた訳
庭の紫陽花が咲き始めました。
心・気・体
ココロとカラダ、生きる力のサポーター
稲葉起久代です。
今日は朝から号泣・・・💦
朝はNHKの朝ドラを観ながら朝食をいただいています。
コレも、まさに日々の習慣のひとつなので、
やめられません。
で、今朝は、
主人公の旦那様が奥さんである主人公に対して、
船が軍用の輸送船に改修されたと報告したうえで、
「これからの航海は、予定通り帰ってこられるかどうか分からん。
もし、僕の身に何かあったら、代わりに君が…夢を叶えてほしいがや」
「僕は…この戦争に、勝てるとは思わん。あの大国であるアメリカやイギリスと戦争して、
日本が勝てるとは思えんがや」
と、語るというもの。
もともと、涙もろい方なので、
朝食のパンをかじりながら号泣💦💦💦
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映画やドラマを観て感動したとき、
誰かの言葉が琴線に触れたとき、
どうしようもなく辛かったとき、
涙は、私たちの心の深いところからあふれ出てくる大切なサインなのだそうです。
「泣いちゃダメだ」
「強くならなきゃ」
「恥ずかしい」って思って、
泣くことを我慢してしまうこともあるけれど、
涙にはちゃんと意味があるから、
我慢はしなくていい。と言うこと。
最近、知った「涙の持つチカラ」についてお話ししてみようと思います。
【泣くことでストレスが抜けていく】
感情がこみあげて流れる「情動の涙」には、
ストレスホルモン(コルチゾールなど)が含まれていると言われています。
つまり、
泣くことで、
「心の奥底に溜まっていた重たいもの(ストレス)を身体の外に出している」ということになるのです。
泣いた後に「なんとなくスッキリする」と言う感覚は、
もしかしたら、
「心の中の重たいもの」が取り除かれた感覚なのかもしれません。
【心のデトックス、カタルシス効果】
感情は抑え込んでしまうと、どんどん心の奥にたまっていくのだそうです。
でも、涙を流すことで、
そうした心の奥にたまった感情が少しずつ外に出ていく。
これを「カタルシス効果」と呼ぶそうです。
泣くことで、
「ああ、私はこんなに我慢してたんだ」とか、
「本当はすごく悲しかったんだな」と気づくこともあるはずです。
さらに、
気が付いたら、自分で自分を
「頑張ったね」
「辛かったね」
「ごめんね」
「ありがとう」と言いながらセルフハグをしてあげるのがおススメです。
もちろん、ご家族や大切な方が傍にいらしたら、
その方とハグが出来て、
「頑張っているね」
「辛かったね」
「ありがとう」
「ごめんね」
「愛してるよ」なんて言ってもらえたら最高です💕
(きっと、言う方も言われる方もすごくハードルは高い。
高いけど、希望は捨てずに・・・(〃艸〃)ムフッ)
【泣いたあとは、ちゃんとリラックスできる】
涙を流したあとは副交感神経が優位になるそうです。
副交感神経は、身体をリラックスさせてくれる神経ですから、
泣いたあとは、
呼吸が深くなったり、
肩の力が抜けたり、
落ち着いた感覚を感じたり、
心と身体のリセット効果も期待できるようです。
【涙がつないでくれる、誰かとの絆】
誰かの前で泣くって、すごく勇気がいります。
(今朝の朝ドラ号泣、相方はビックリしたかなー???)
でも、それがきっかけで、相手との心の距離が縮まることもあります。
「泣いていいよ」と
言ってくれる人の存在や、
黙って、寄り添ってくれる人の存在は本当にありがたいですよね。
涙は、自分の心を見せること、
そして、
誰かとのつながりを深めるきっかけにもなるように感じます。
厳密にいえば、「テレビを観て流す涙」は、
感情がこみあげて流れる「情動の涙」とは異なるものかもしれないけれど、
普段、
「泣いちゃダメだ」
「強くならなきゃ」
「泣くなんて恥ずかしい」と思っている私たちにとって
テレビや映画や本の力を借りて泣くことは、
心のケアや
ストレス解消になるんじゃないのかなー?
嬉し泣きだったら、ケア+浄化もされるような気がする・・・。
疲れたとき、
がんばりすぎたとき、
心がいっぱいになったとき、
静かな場所で、
時には、テレビや映画や本の力を借りて
ゆっくり涙を流してみてください。
泣いたあと、
ちょっとだけ心が軽くなったり、
口角があがるとか、
気持ちが温かくなるとか、
柔らかくて、温かくて、優しくて、軽くて、明るくて・・・etc
そんな、感覚を感じられたら
少し元気を取り戻していると思います。
最後に涙を流したのはいつですか?